新HSKはニセ試験?!(従来版HSKとの関係)
2008年2月14日
新HSK情報を中心に追ってきました、このサイトなのですが、
「新HSKと、旧HSKの関係ってどうなってるの?」
という質問を多く受けますので、ここで簡単に
まとめておきたいと思います。
実は、HSKは、この図のように、
実施されていたんです。

国家漢語水平考試委員会(国家HSK委員会)が親玉で、
その下で、北京語言大学と、国家漢語事務局の2つの組織が
HSKを実施する、ということに法律で決まっています。
だから、実は、
中国語のHSKのサイトって、2つあるんです。
(HSK日本事務局のサイトは一つだけです)
国家漢語事務局のサイト
http://www.hanban.org.cn/cn_hanban/
北京語言大学HSKセンターのサイト
http://www.hsk.org.cn/
この「実施する組織が2つ」というのが、実は少し問題で、
北京語言大学が、HSKを新しくしたい、と思っているのに対し、
国家漢語事務局は、そのままのHSK試験のままにしたい、と思っています。
それで、
現在のHSKの状況としては、
この2つが対立しています。

●国家漢語事務局:旧来のHSKを堅持
●北京語言大学: 新HSKを中国国内で開始
2つの組織は、
それぞれの言い分を主張しています。
国家漢語事務局の言い分(2007/7/3)
http://www.hanban.org/cn_hanban/content.php?id=2526
北京語言大学HSKセンターの言い分(2007/10/17)
http://www.hsk.org.cn/News/News20071017_C.html
実は、少し前から、
日本のHSK事務局のサイト
http://www.jyda-ie.or.jp/hsk/top.htm
に、こういう文章が記載されるようになりました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
目下、「改良版漢語水平考試」、「入門レベル漢語水平考試」、
「実用漢語水平考試(C-TEST)」が実施されているようですが、
いずれも国家漢語事務局の認可を受けておらず、
国家漢語事務局が実施しているものではありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記述、
北京語言大学の名前を一切出さずに書いているので、
知らない人が見ると、新HSK(改良版HSK)が、
モグリの業者か何かによって行われているような印象を受けますよね。
要は、中国国内でのHSKをめぐっての対立から、
このような表現になっているようです(苦笑)。
それにしても、
この表現、すごい(笑)。
この表現の背景としては、
中国国内のHSKに関しては、北京語言大学のほうが優勢なのに対し、
海外に対しては、国家漢語事務局のほうが力を持っているからです。
日本のHSK事務局は、
対外的に力を持っている国家漢語事務局のほうの発表に
従うしかない、という感じなんですね。
さて、今後、HSKはどうなるのか?
多くの方の見方では、
やはり、今までHSKを引っ張ってきた、北京語言大学に分があり、
しだいに新HSKがメインになっていくのでは?という感じのようです。
ただ、HSK受験者からの視点で言うと、
新HSKには「級」がないので、
とりあえずの資格取得には、旧来型HSKのほうがいい、
という意見もあります。
まあ、日本では、2008年に新HSKは実施されませんので、
日本での受験者には選択の余地もなく、
中国留学をする方だけの問題ではありますが。
少し長くなりましたが、
現在の新HSKと旧HSKの状況は、
このような感じです!
【参考記事】
在線中国語講座のコラム
http://column.zaich.com/index.php?itemid=74
mixi 漢語水平考試 HSK トピック「新HSKについて」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=24532750&comm_id=122767
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2008年2月14日
カテゴリー:HSK試験の歴史, カテゴリー:改訂版HSK(新HSK)情報
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