専門化するHSKの背景
HSKは、北京語言大学のHSKセンターがやっているんですが、それとは別に、例えば、「HSK添乗員」というような、添乗員のような旅行業界に携わる人が受けるHSKなんかも準備されつつあります。「HSKトラベル」のようなものですね。要するに、専門分野別の中国語能力試験です。工場管理の分野でしたら、「HSKファクトリー」のような感じで、同じHSKの中でも、もっと細分化されるわけです。「こういう職種の人には、こういうHSKがいいだろう、というような感じで開発されているわけですね。そういうビジネス向きのHSKを作ろうという動きがあります。
この動きに関しては、
3年くらい前に、北京大学の一部門が、北京語言大学のHSKセンターから、その部分だけの権利を得ているんです。政府の教育局から「専門分野HSK」を行う許可を得て、やりだしているんですね。試験そのものは、まだ始まっていないんですけどね。また、先ほどのものとは別ですが、BCT(ビジネス・チャイニーズ・テスト)というのは、もうすでに始まっています。
つまり、HSKは儲かるから私たちもやってみたいと言っているビジネスマンがたくさんいて、HSKのまわりに、BCT(ビジネス・チャイニーズ・テスト)だとか、HSKなんとか、だとか、たくさん出てきているわけです。中国国内で、そういう動きがあります。
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中国語を入力可能です。たとえば、『把』を入力すると、『把』を含む問題がすべて表示されます。中国の就職では役立たない中国語検定
日本では、中検(中国語検定)がありますよね。でも、その中国語検定は、中国では、まったく役に立ちません。中国人、中国企業は、日本の中国語検定なんて知らないわけです。日本国内では、中国語検定3級以上を持っていると、若干ですが就職に有利だとか、ありますよね。
中国語検定が価値があると思われているのは、日本では中国語に対する意識が遅れているから、だと思います。英語も同じですよね。英検を持っていても、英語圏で就職しようと思ったら、TOEICが必要ですよね。日本の協会が主催している英検では説得力がないわけです。
これは、日本の協会が行う中国語検定と、中国が行うHSKの関係と非常によく似ています。英語の試験なら、英語圏の国が主催するものが国際的な試験になるわけで、中国語の試験なら、中国が主催するものが国際的な試験になることは仕方ない流れなのです。
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